ベナレスヒンドゥー大学
観光で訪れたい学術の聖地
ベナレス・ヒンドゥー大学(BHU)訪問ガイド
ヒンドゥー教の聖地ベナレス(バラナシ)を訪れるなら、ぜひ立ち寄りたいのが ベナレスヒンドゥー大学(BHU)。インド有数の名門大学でありながら、その広大で美しいキャンパスと精神的な雰囲気は、観光客にとっても魅力たっぷりです。

BHUとは?
1916年に設立されたこの大学は、マダン・モハン・マラヴィヤ(Madan Mohan Malaviya)によって創設されました。インド最大級の大学キャンパスを誇り、学生数は約3万人以上。学問の殿堂として知られると同時に、訪れる人々に静けさと歴史の重みを感じさせる空間でもあります。
観光ポイント:BHUで見逃せない場所
1.【ビシュワナート寺院(New Vishwanath Temple)】
大学構内で最も人気の観光地。白い大理石で造られた壮麗なヒンドゥー寺院で、カシ・ヴィシュワナート寺院のモダン版。誰でも参拝可能で、特に夕暮れ時の景観は息をのむ美しさです。
2.【バーラト・カーラ・バワン美術館(Bharat Kala Bhavan Museum)】
インドの伝統芸術・織物・彫刻・絵画などを展示した博物館。ノーベル賞作家ラビンドラナート・タゴールも訪れた歴史ある場所。
3.【キャンパス散策】
緑豊かで静かな並木道が続くキャンパスは、まるで自然公園のよう。リクシャーや徒歩で散策でき、学生たちの姿を見ながらインドの日常にも触れられます。
まとめ:BHUは知の聖地であり、癒しの空間
バラナシの喧騒の中で、BHUはまるで別世界。歴史と文化、若者のエネルギー、そして精神性が調和した空間です。観光地としてはあまり知られていない穴場ですが、訪れると必ず心に残る体験ができるでしょう。