歴史を歩き、風景に浸り、

心がほどけていく

デリー|ジョードプル|ウダイプル| 4泊5日間

青の城塞都市ジョードプル、湖の都ウダイプルを巡る、

感性と記憶に残る

この西インドを巡る旅は、時の流れに委ね、感性の扉を静かに開く時間です。旅の始まりは首都デリー。混沌と秩序が交差するこの街で、「世界とは何か、私はどこにいるのか」という問いが静かに立ち上がります。続いて訪れるのは、ラージャスターンの青い街・ジョードプル。メヘラーンガル砦から見下ろす街は、まるで時が止まったかのように広がります。狭い路地を抜けるたび、色褪せた青い壁に染み込んだ物語が、あなたの心を震わせることでしょう。古き良きインドと、現代が静かに共存するこの地で、目にするもの、耳にするものすべてが「生きている証」として胸に刻まれます。そして、心が求めるようにたどり着くのが、湖の都ウダイプル。静寂に包まれたピチョーラ湖の夜明け、ボートに揺られながら遠くに霞む宮殿を眺めるその瞬間――時間が止まり、深呼吸が始まります。白亜のシティパレスや庭園、王族たちの気品が残る町並みの中で、「本当に大切なもの」に気づく旅になるでしょう。この旅は単なる観光ではありません。心の奥に触れ、目に映る景色が“人生そのもの”に重なっていく感覚。ジョードプルの石畳の感触、ウダイプルの湖面に映る夕焼け、それらすべてが“あなたという物語”に静かに語りかけてきます。

西インド 観光

風景に浸り、心がほどけていく旅

インドのもう一つの“本質”に出会える旅は、ラージャスターン地方から始まります。
そこは、色彩と音、静寂と歴史が絶妙に交差する神秘の世界。

青の都・ジョードプル──「色彩と風の記憶」
まず訪れるのは、砂漠の縁にたたずむジョードプル。
街を見下ろすようにそびえるのは、巨大な石造の城塞メヘラーンガル砦。その壁の上から見渡せば、遠くまで続く“青い家々”が広がり、まるで幻想の世界に迷い込んだような感覚に包まれます。
この地では、王朝文化の気品と人々の素朴な暮らしが交差し、まさに**「歴史が息づく風景」を五感で感じることができます。
サダル・バザールの喧騒、白大理石の霊廟ジャスワント・タダ**の静けさ、夕暮れ時に染まる街の空──そのすべてが心に深く刻まれるでしょう。

湖の都・ウダイプル──「静寂の中の美」
続いて向かうのは、ウダイプル。
“ラージャスターンのヴェネチア”とも称されるこの街では、ピチョーラ湖に浮かぶ宮殿が朝日や夕日に照らされ、言葉を失うほどの幻想的な光景が広がります。
湖畔に建つシティ・パレスでは、マハラジャたちの優雅な生活の片鱗を感じ、ジャグディーシュ寺院では信仰の静けさに触れることができます。
夜、湖に映る灯りの揺らめきを眺めながら過ごす時間は、心の奥に静かに触れる体験となるでしょう。

 

西インド 観光 見どころ

メヘラーンガル砦

ジョードプルの街を見下ろすようにそびえるメヘラーンガル砦は、15世紀に建設されたラージャスターン最大級の城塞です。岩山の上に築かれたその姿はまさに天空の城。厚い城壁と複数の門が時代を越えた防御の美学を今に伝えています。

砦の内部には、マハラジャたちが暮らした豪華な宮殿や、武具、衣装、細密画などを展示する博物館があり、マールワール王国の栄華を感じることができます。「真珠の宮殿」「花の宮殿」など、芸術性に富んだ空間は訪れる者を魅了します。

砦の上からは、青く塗られた家々が広がる“ブルーシティ”ジョードプルの絶景が眼下に広がります。風に揺れる祈りの声と、遠くに見える街の暮らしが、過去と現在を結びつける静かな感動を与えてくれます。

ジャスワント・タダ

ジャスワント・タダは、19世紀末にマハラジャ・ジャスワント・シン2世を偲んで建てられた記念霊廟で、メヘラーンガル砦の近くに静かに佇んでいます。繊細な彫刻が施された白大理石の建物は、陽光を受けてやわらかく輝き、まるで神殿のような美しさです。

この霊廟は、マールワール王家の人々の火葬場でもあり、歴代のマハラジャたちを祀る場所でもあります。建物の中に飾られた肖像画や碑文からは、王たちの人生や功績が静かに語りかけてくるようです。

霊廟の周囲には静かな庭園と池が広がり、遠くにはジョードプルの岩山やメヘラーンガル砦が望めます。観光客の少ない時間には、風の音と鳥のさえずりだけが響き、心がすっと落ち着く穏やかなひとときを過ごすことができます。

ウメイド・バワン・パレス

ウメイド・バワン・パレスは、20世紀初頭にマハラジャ・ウメイド・シンによって建てられた壮麗な宮殿で、インドで最も新しい王宮のひとつです。約15年の歳月をかけて完成したこの建物は、当時の干ばつに苦しむ人々に雇用を与えるためのプロジェクトとしても建設されました。

巨大なドーム、アール・デコ様式の内装、広大な庭園など、宮殿全体が芸術と建築の粋を極めています。現在は一部がタージグループの高級ホテルとして運営されており、世界のセレブリティや王族たちも宿泊する“夢のような空間”として知られています。

パレスの一部は博物館として一般公開されており、当時の調度品やクラシックカー、王族の肖像画などが展示されています。また、現在も王族の末裔が実際に住んでおり、過去と現在が静かに共存する、**“生きている宮殿”**として訪れる人々を魅了しています。

レイク・ピチョーラ

湖に浮かぶ夢のような風景。レイク・ピチョーラは16世紀に造られた人工湖で、ウダイプルを象徴する美しい水辺の風景を作り出しています。湖上に浮かぶ白い「レイク・パレス」や、湖畔にそびえる「シティパレス」が水面に映え、幻想的な世界が広がります。早朝や夕暮れ時の湖畔はとても静かで、空と水が溶け合うような穏やかな空気に包まれます。水鳥のさえずりやボートのゆったりとした動きが、心を落ち着かせてくれます。湖をめぐるボートクルーズでは、湖に点在する宮殿や寺院、小島を間近に見ることができ、王族の時代にタイムスリップしたような気分に。昼と夜で異なる表情を見せる湖は、何度でも訪れたくなる魅力に満ちています。

 

バゴーレ・キ・ハヴェリ

バゴーレ・キ・ハヴェリは18世紀にマハラジャの側近によって建てられた邸宅で、ピチョーラ湖のほとり、ガンガール・ガート近くに美しく佇んでいます。白い壁とラージプート建築の優雅な装飾が、往時の格式ある暮らしを今に伝えています。館内には138以上の部屋があり、王族の生活用品、衣装、鏡細工の間、婚礼の展示などが保存・展示されています。ハヴェリを歩くことで、かつてのウダイプルの宮廷文化や職人技に触れることができます。夕方には中庭で伝統舞踊や人形劇などを楽しめる民俗芸能ショーが開催され、地元の音楽とともに旅人の心を魅了します。博物館の静けさとは対照的に、ラージャスターンの“今”を体感できる貴重な時間です。

シティ・パレス

シティ・パレスは、ピチョーラ湖のほとりに建つウダイプル最大の王宮で、16世紀にマハラナ・ウダイ・シン2世によって築かれました。白く輝く外観と山並みに抱かれた立地が、まるで絵画のような風景を作り出しています。宮殿内部は細密画、鏡細工、色ガラス、大理石の彫刻など、ラージプート建築の粋を集めた空間で満ちています。各部屋や中庭は当時の王族の暮らしを感じさせ、まさに“歴史が生きる美術館”です。高台から見下ろすピチョーラ湖やレイク・パレスの眺めは圧巻で、ウダイプルの静謐な美しさを象徴する風景が広がります。壮麗さと静けさが共存するこの場所は、多くの旅人に忘れがたい印象を残します。

ジャグディーシュ寺院

ジャグディーシュ寺院は、1651年にマハラナ・ジャグat・シンによって建立されたヒンドゥー教の寺院で、ウダイプルの旧市街の中心に堂々と建っています。美しく彫刻された石造りの塔が空に向かってそびえ、町のランドマークとして人々に親しまれています。寺院はヴィシュヌ神を主神とし、壁面や柱には神話や神々を描いた精巧な彫刻が施されています。訪れる人々はその芸術性に見入り、荘厳な雰囲気の中で静かに手を合わせます。朝夕には地元の人々や巡礼者が訪れ、祈りの声やベルの音が響き渡ります。観光客にとっては異文化を感じる貴重な場所であり、ウダイプルの日常にそっと触れることのできる、温かな空間です。

 

 

サヘリヨン・キ・バリ

サヘリヨン・キ・バリは、18世紀にマハラナ・サンガラム・シンが王女と侍女たちのために造った庭園で、「侍女たちの庭」として知られています。ウダイプルの中心部に位置し、静かな水音と緑に包まれた優雅な空間が広がります。庭園内には、繊細な石の彫刻、蓮池、象の像、そして北インドでは珍しい水圧式の噴水があり、当時の王族の趣味や文化が垣間見えます。四季折々の花々も庭を彩り、訪れる人の心を和ませます。現在では観光客にも人気のスポットで、ウダイプルの王族文化と自然美を同時に楽しめる貴重な場所です。騒がしい街の喧騒から離れ、静かに歩きながら、往時の優雅な時間に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 

西インド 観光 ハイライトツアー

ツアーコード:TI-WIH-2003

4泊5日間

ツアールート:デリー~ジョードプル~ウダイプル~デリー

スケジュール

1 日目
羽田/成田~デリー

午前:羽田・成田/大阪発
午後:デリー到着
デリー到着後、専用車にてホテルへ、
ホテルチェックイン

 

宿泊地:デリー


2 日目
デリー~ジョードプル

朝食後専用車にて国内空港へ、
午前:デリー発
昼頃:ジョードプル着
到着後、ホテルチェックイン
専用車にてジョードプル観光

  • メヘラーンガル砦
  • ジャスワント・タダ(美しい白大理石の霊廟)
  • ウメイド・バワン・パレス、マケットなど

宿泊地:ジョードプル


3 日目
ジョードプル~ウダイプル

朝食後、専用車にてウダイプルへ移動 約260キロ/5時間

ウダイプル着後、軽く観光:

  • レイク・ピチョーラ湖畔散歩

  • バゴーレ・キ・ハヴェリ

 

宿泊地:ウダイプル



4日目
ウダイプル

朝食後、専用車にて観光へ

  • シティ・パレス(湖畔の巨大宮殿
  • ジャグディーシュ寺院
  • サヘリヨン・キ・バリ(王女たちの庭園)

 

宿泊地:ウダイプル



5 日目
ウダイプル~デリー 国際空港送迎

朝食後、ウダイプルから飛行機でデリーへ

デリー到着後国際空港送迎

 

宿泊地:機内



含まれるもの

  • デリー~ジョードプルとウダイプル~デリーの国内航空券
  • 全日程の宿泊ホテル(朝食付)
  • 全日程の専用車
  • 毎日1本1人名当たりミネラルウォーター

 

含まれないもの

  • 日本~インドお往復の国際航空券
  • 各観光地施設への入場料
  • レイク・ピチョーラ船代
  • 各観光地施設にビデオカメラ等の持ち込み料
  • チップ等の個人的諸費
  • 海外旅行保険
  • インドビザ 

★★オーダーメイドツアーの手配も可能★★

ご希望なスケジュールに応じて、自分なりのオリジナルなツアーも可能です。お問い合わせください。

西インド・ハイライト・ツアーのお問い合わせ

ご宿泊ホテル

ガイド

10 + 14 =